ピロリ菌検査に
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ピロリ菌とは?
ピロリ菌による症状について
胃炎などはピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)が原因の一つです。ピロリ菌には多くの場合、子供の頃に感染すると言われています。ピロリ菌に感染すると、胃に炎症を起こすことが確認されていますが、ほとんどの人は自覚症状はありません。胃の不快感は、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気が疑われ、再発をくり返す時は、ピロリ菌の疑いがあります。
ピロリ菌に関連する疾患
慢性胃炎はヘリコバクター・ピロリ感染胃炎と呼ばれ、それは胃潰瘍、十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎(いしゅくせいいえん)を引き起こし、その一部が胃がんに進展していきます。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんは、ピロリ菌に感染している方が多いです。但し除菌にて再発しにくくなります。
ピロリ菌の除菌
保険診療について
ピロリ菌は内服薬による除菌で退治することができますのでご安心下さい。また、ピロリ菌療法は保険診療の対象となります。対象者の条件は以下の通りです。
- ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の方
- 胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の方
- 胃MALTリンパ腫(いまるとリンパしゅ)の方
- 特発性血小板減少性紫斑病(とくはつせいけっしょうばんげんしょうせいしはんびょう)の方
- 早期胃がんに対する内視鏡的治療後胃の方